Q.お酒はどれくらいまでなら大丈夫?
A.純アルコールで男性40g・女性20g以上/日からリスクが上がります。少ないほど良い、が結論です。
- こんな人へ
- 晩酌する人、付き合いで飲む人
- 根拠の意味
- 学会の診療ガイドラインや、大規模な研究で裏づけがあるもの
2024年2月、厚生労働省が 日本で初めての公式な飲酒ガイドラインを出しました。ここが基準になります。
生活習慣病のリスクが上がるのは、1日あたり純アルコールで男性40g以上・女性20g以上。
🔰 「純アルコール量」って何?
お酒の「量」ではなく、その中に入っている アルコールそのものの重さ(g) です。
ビール500mlと日本酒1合は、かさは全然違うのに どちらも約20g。だから「何杯飲んだか」では比べられません。
計算式はこれだけです。
飲んだ量(ml) × 度数(%) ÷ 100 × 0.8
| お酒 | 量 | 純アルコール |
|---|---|---|
| ビール(5%) | 500ml | 約20g |
| 日本酒(15%) | 1合(180ml) | 約22g |
| 缶チューハイ(7%) | 350ml | 約20g |
| ワイン(12%) | 200ml | 約19g |
| ウイスキー(40%) | 60ml(ダブル) | 約19g |
ビール500ml 1本で、女性の基準値にもう届きます。 缶チューハイ1本も、ほぼ同じです。
このガイドラインのいちばん大事な点
「◯gまではOK」という 安全ラインを示したものではありません。 そこが読み間違えられやすいところです。
眼目はこれです。
飲酒量が少ないほど、飲酒によるリスクは少なくなる。
つまり「ここまでセーフ」ではなく「下げれば下げただけ良くなる」という書き方になっています。40gや20gは、そこを超えると特に危ない目印であって、合格点ではありません。
実際にできること
- 量を「本数」でなく g で数える。缶に度数が書いてあるので計算できます
- 飲まない日を作る。週あたりの合計が下がります
- 食事と一緒に、ゆっくり。空腹での一気飲みは同じ量でも体への当たりが強くなります
- 水を並べて置く。飲むペースが自然に落ちます
⚠️ 例外があります
量の話が当てはまらない人がいます。
- 20歳未満・妊娠中・授乳中 → 量の議論ではなく、飲まない
- 服薬中の人 → 薬とお酒の組み合わせは主治医に確認してください
- 体質的に赤くなりやすい人 → 同じ量でもリスクが違うことが知られています
🔗 元の資料
私の言葉を信じる必要はありません。かならず出どころを置いています。
最終確認: 2026-09-17
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